3年プレゼミ時は動画の中にステレオ画像を混ぜ込んだだけだったのですが、今回は動画です。
まずは元の動画。
これをステレオ動画にすると…
ぶれぶれですが、奥行き感みたいのは感じるような気がします。
AE上での各オブジェクトの配置は
こんな感じです。ピンクの2個そろってる長方形がカメラで焦点を同じ位置にしています。
ただ、この方法はうまくいったりいかなかったりなのでもう少し色々作ってみないとわかりません。カメラのしぼりとかぼかしとかも関係しているような気がします。
これを片目で見ても立体感が出るのか、後日投影実験を行う予定です。
良い感じにならなかったら、このまま普通のカメラで写真を撮って制作を進めます。
最後に中間公表での教授陣のコメントとそれに関してこれからどうするかについてです。
説明をもっとコンパクトにしないと、途中でどこの話をしていたのか、分からなくなってしまう。 最初から実現しようとしている制作物を明確にしたうえで、個々の特徴や背景について語った方が良い。装置と場の関係を調整しながら作品とする必要があるので、早めに手をつけ、場を作ってシミュレーション実験すること。
>最初に作品テーマ、次にこのテーマを選んだ理由。最後に作品の概要を話すつもりが色々と支離滅裂になりました。最後のプレゼンはしっかりとまとめて話せるようにしたいです。
進行には問題がなさそうです。手法のどこにオリジナリティーがあるのか、それはビジュアルなど作品自体に求めるのか、プレゼンの限りではよく理解できませんでした。
>手法のオリジナリティー、という点は目の前に垂直に立ったスクリーンが無いのに目の前に映像があるように見させるというところだと思います。制作する作品が鑑賞装置であるので、その鑑賞装置の置かれる場所や環境も考えてみた方が良いのかもしれません。
トリックアート手法を駆使してやるのだろうが、意図する表現効果が実現するように、実験が重要なのでしっかり取り組み、頑張ること!
>トリックアートに関するリサーチがやや浅い点が問題になってしまうかもしれない。制作が落ち着いたらトリックアート全般について軽くまとめておいた方が良いかも。
三次元映像についてはいろいろな鑑賞的側面での可能性があると思うので、タイムリーな研究内容だと思う。トリックアートにヒントを得ての作品化もひとつの手ではあるが、ステレオタイプにならないように自由な発想による作品にも期待したい。
>ここで言うステレオタイプというのは何のことを差すのかイマイチ特定できていません。あまりトリックアートを意識しすぎない方が良さそう。
箱の中に「モノ」を入れることの意味が、今ひとつ理解できない。ただ、それがないとすると、既存の方法をやっただけ、ということになってしまうので、それもまた問題か。何か意味のある、独自性がほしいところ。
>よく考えると実物の立体物と映像の質感は違うのは当たり前で何も面白くは無いのかもしれない。トリックアートを映像化して見させるというところがポイントでは無い。この作品が存在することによって何か新しいアクションに繋がるというところまで言えたら良い気がする。
結果が楽しみです。びっくりさせてください!
>表現として現れる結果が100%誰でもわかるようなものにしなければならない。できれば解説抜きで鑑賞者に「何か変だぞ?」と思わせるものにしなくてはいけないと思いました。
両眼視差による立体映像ではないので立体映像ではありませんね。浮遊しているように見える…というのは、立体っぽくみえる映像投影方法ってわけですね。 しかし、本来浮遊していないものが、浮遊して見える錯覚は、作品鑑賞者を驚かせることができると思います。作品を最初に見るときの方向を展示動線で誘導できれば、より効果的だと思われます。 幽霊はどこに言ったのでしょう(笑)と思ってしまいました。
>立体映像を疑似的に表現するためにステレオ画像の応用を使って実験を行ってみます。展示の導線としては、「何だか良くわからない映像がある」「投影映像に意味を見いだそうとするがイマイチわからない」「鑑賞装置をみつけ、のぞくことによって解決する」というようなものを考えています。幽霊は既に作品イメージが決まっていたので出しました。プレゼンでは蛇足だったかもしれません。
3次元立体映像に関して、3Dプロジェクションマッピングに関して、十分なリサーチが行なわれたか?それらの制作物とどのように違うのか?明確にし、作業をすすmてください。 制作をすることが目的になっているように見受けられる点も注意が必要。
>3Dプロジェクションマッピングについてはあまりリサーチは行っていないが、立体面に立体を投影していかにもな感じで見えさせるのと、ピラミッド型のディスプレイに投影させて浮いているように見せるものの2つは知っています。他にもあるかちょっと調べてみます。この制作の目的は今までには無かった投影方法を用いた映像鑑賞装置の提案および映像表現の提案を行いたいという点です。
月曜日にタスクルームの下見に行こうと思います。日曜日はホームセンターに買い出しに行って鑑賞装置を乗せる台を制作する予定です。